「新作 遊山箱展」を開催します

一階ショールームでは、一月より新作の遊山箱の展示会を開催します。

徳島県の吉野川流域では、春の節句に「遊山箱」と呼ばれる民具が古くから使われてきました。徳島の食文化ともいわれる遊山箱は、昭和40年代ぐらいまでは幼い頃の行事として、野山や河原に遊びに出かけ昼食を詰めた弁当を楽しく食べた思い出を持つ人々が多くいます。一時期廃れていた遊山箱が、2007(平成19)年の国民文化祭を契機に復活の動きとなり、現在、民芸品として木工業者が製作に取り組んでいます。

令和3年春の節句に向けた「新作の遊山箱」を展示します。(一部、人気の旧作も展示します)小さな子供向け用、大きな大人向け用もあります。

木工職人の手による遊山箱は、単に「三段の手提げ弁当箱」だけではなく、寄木細工がはめこまれたり、艶塗装されたり、藍色に染められたりと技を生かした工夫が施されています。

また、参考出展として昭和5年に使われていた遊山箱や遊山箱の時代の流れを持つ「手提げ花見箱」などを出展します。

開催日:2021年(令和3年)1月6日(水)~3月2日(火)
場 所:徳島市産業支援交流センター01(徳島駅前アミコ)1階
展示時間:10時~19時(最終日のみ 18時)
展示数:約30点
その他:展示販売となります。
    小数製造につき複数個のご入用の際は時間を要しますのでご了承ください。
お問い合わせ:徳島市産業支援交流センター
       住所:〒770-0834 徳島市元町1-24 アミコ1階 
       電話/FAX:088-661-7124